Ornament Ball Story

 
このオーナメントボールを作ったきっかけは、2014年の年末にさかのぼります。

その時私は、初めて「展示会」というものに参加しました。
品川のグランドプリンスホテルで行われた、北欧フェスティバル というイベントです。

スウェーデンのヴィンテージ生地で作った手作りの商品や、蚤の市などで買い集めたヴィンテージ雑貨などをたくさん用意して出店しました。




そのイベントの主催者の方に「何かワークショップもやってくれませんか?」というリクエストを受け、考えたのがこのオーナメントボールだったのです。

皆んなが嬉しくなるような、ワクワクするような、特別に可愛くて、尚且つミシンを使わず誰にでも作れるクリスマスらしい物。
そこで、伝統的なクリスマスには欠かせないオーナメントボールのデザインを自分流にアレンジして作ろうと思いつきました。



その翌年から、このワークショップはクリスマスの恒例行事となり、毎年日本に帰国しては、色々な場所で開催してきました。

自分のアトリエではもちろん、仲間と開催した吉祥寺の展示会、神戸のマルカさん、世田谷のフクヤさん、横浜赤レンガ倉庫、南町田クランベリーパーク、昨年はなんと Stockholmの無印良品、北欧のテーマパーク・メッツァなどでもワークショップを開催しました。


この6年の間に色々な場所でやらせてもらったので、数えてみたところ大体延べ300名くらいの方にお越しいただきました。大変ありがたいことです!


















スウェーデンのエッセンスをデザインに

 
自分らしいオリジナルなデザインを、そしてスウェーデンの材料を使いたい。

そんな理由もあって出来上がったのがこの形。リボンをきゅっと結んだようなイメージのデザインです。




ハート模様の「織リボン」は、スウェーデンのダーラナ地方の工房から直接仕入れています。民族衣装にも使われる伝統織りのリボンなんですよ。

生地は、スウェーデンのヴィンテージ生地や現行生地。長い時間を掛けて少しずつ集めた大切な生地です。




※スウェーデン・ダーラナ地方の夏至祭の様子。民族衣装を着て、メイポールの周りで皆んなでダンスするお祭りです。






そして、今年2021年も


日本へ帰国が出来ない代わりに、オーナメントボールのキット、そしてPDFデータの作り方をご用意しました。


本来のワークショップでは、たくさんの種類の生地やリボンを机に並べて、参加者の皆さんにご自身でお好きな組み合わせを選んでいただくのですが、今回のキットは選りすぐりの配色で、私が選ばせてもらいました。

もしお気に召すものがありましたら嬉しいです!

 


 
 
 



他にも様々なキットをご用意しましたので、
もし良かったらのぞいてみてください。
キットが付かないPDFデータの作り方もご用意しています。